数学が本当に苦手でいつもテストで足を引っ張ります…
どうやって勉強したらいいですか?
という方に向けて、今回は『数学が伸びない2つの原因』について話します。
- 数学の勉強の仕方が分からない
- 勉強してるのになかなか成績が上がらない
- そもそも数学が苦手
いずれかに当てはまる方は、ぜひ最後まで見てください。
原因に対して、具体的な対策やオススメの参考書を紹介しているので参考にして実践してみてください。
そうすれば、定期テストだけでなく模試でもある程度は解けるようになります。
数学が伸びない原因とは?
早速、結論ですが
数学の点数が伸びない学生に共通して不足しているものが2つあります。
それは・・・
- 計算力
- 解法パターン
この2つを身につけないと、いつまでたっても数学の点数を上げることはできません。
逆に、この2つさえ身につければ、定期テストでも模試でも平均点以上は取れるようになります。
『計算力』と『解法パターン』が必要な理由
①の計算力は、言葉の通り「計算する力」です。
計算力がないと・・・
・計算ミスをしてしまう
・式の展開ができず問題の先に進めない
・意味のない計算をしてしまう
・試験の時間がたりなくなる
という問題にぶち当たります。
次に、②の解法パターンとは「どう解けばいいのか」ということです。
これが身についていないと
・問題に手がつけられない
・正しい答えを導けない
・無駄な時間をかけてしまう
ということになってしまいます。
その2つが大事なのはわかったけどどうやって身につけるの?
具体的なやり方を説明していきます!
『計算力』を身につけるためには
まず初めに『計算力』とは・・・
・正確さ
・スピード
の2つを合わせたものを言います。
速く解けてもミスしていれば不正解になりますし、ゆっくり正確に計算できても試験時間内に解き終わらなければ点数にはつながりません。
つまりいかにミスなく素速く計算できるかが重要です。
そこで、あなたがやるべきトレーニングは『素速く正確に計算する』ことです。
たとえば
- 因数分解10問を3分で解く
- 模試の二次関数の問題を10分で解く
のように、時間を決めて取り組んでください。
もちろん、時間内に終わらせることだけでなく正解することも意識してくださいね。
そうすることで次第にテストでも素速く正確に解くクセがついてきます。
計算力を鍛えるためのオススメの教材
計算力トレーニング(桐書房)
- 「上」・「下」・「数3」の3種類がある。
- 正確に素速く計算できるテクニックとその計算練習用の問題が記載されている。
- 大学入試だけでなく、定期テストや模試にも非常に有効。
- 学校では習わないテクニックがたくさん載っている。
『解法パターン』を身につけるためには
次に、『解法パターン』とは・・・
「こういう場面ではこう計算する」のような決まった形のこと。
たとえば、数学のテストで90点以上取る人は問題を見た瞬間に解法パターンが浮かぶんです。
なので、あなたもそんな状態になることを目指していきましょう。
解法パターンを身につけるには
- とにかく多くの問題に触れる
- 解答を見てしっかり理解する
これだけです。
なので、解法パターンが詳しく解説されている問題集を最低3周はしてください。
ポイントは『同じ問題集を繰り返すこと』。
たくさんの問題集に手を出すより、ひとつの問題集を極めた方がはるかに理解度は大きいです。
解法パターンを身につけるためのオススメの教材
やさしい高校数学(学研)
- 「数1A」・「数2B」・「数3」の3種類がある。
- 教科書レベルから定期テストで頻出の問題まで集められている。
- 解くうえでのポイントやコツ、解答例が丁寧にわかりやすく解説されている。
チャート式(数研出版)
- 構成が「例題→例題の解説→演習問題」となっている。
- 問題のパターンをひとつずつ確認できる。
- 色で難易度が分かれている。
ざっくりのイメージは「青…理系 黄…文系」です。文系が青を使ってももちろんOK。
『計算力』と『解法パターン』を鍛えれば80点も余裕
ぼく自信、元々数学は苦手でしたが
- 計算力を身につけること
- 解法パターンを理解すること
を意識しながら勉強するようにしました。
それだけで、テストでは平均点くらいは余裕で取れるようになったし
センター試験では数学は9割取ることができました。
それほど『計算力』と『解法パターン』は、点数につながる重要なポイントなので、あなたもぜひ鍛えてみてください。