今の自分ってどんな勉強すれば良いですか??
自分の今の学力でやるべき勉強は変わってきます。
今日は今のあなたの学力(偏差値)での勉強法をそれぞれ解説します!
- 今自分がやるべき勉強
- 今やるべきではない勉強
- 将来やる勉強
偏差値30~39の人がやるべき勉強
①基礎から見直す
偏差値が30台の人は、まずは土台作りからです。
基礎・基本の知識をとにかく付けていきましょう。
この段階では、インプット:アウトプット=7:3くらいの気持ちでインプットを重視しましょう。
ここの基礎ができていないと、今後応用問題等解けなくなるので、最も力を入れて学習しましょう。
②人に教えてもらう
インプットの学習をしているところでわからないところがあれば、人に教えてもらいましょう。
教えてもらう時も、すぐに聞くのではなく、少し自分で考えてから質問しましょう。
悩んだ問題ほど、理解したときに忘れにくくなります。
ここまではわかったんだけど、ここからがわからない
と聞くことで、教える側も教えてもらう側もスムーズに勉強できます。
③参考書(入門編)
使う参考書は入門編を使いましょう。
全科目の参考書を買う必要はなく、自分の自信がないところの参考書を買うようにしましょう。
比較的得意な数学の参考書を買うよりは、少し苦手な英語の参考書を買う方が良いです。
④応用問題は解かない
まだ今の段階では応用問題を解くのはやめましょう。
将来解く問題を一度経験しろ
と言う人も中にはいますが、挫折する上に、まだその段階ではないです。
もう少し問題が解けるようになってからチャレンジしましょう。
偏差値40~49の人がやるべき勉強
①アウトプットを意識する
ある程度基礎・基本が理解できてきたら、アウトプットの比率を少しずつ上げていきましょう。
テストでは理解していても、解けないと点数をもらえません。
問題を解くことに慣れていきましょう。
②自分の苦手範囲を理解する
問題を解いていると、
- 自分がよく間違える問題
- 苦手意識を持つ問題
が、なんとなく見えてきます。
偏差値が40台の人たちは、まずは自分の苦手範囲を理解しましょう。
そして、その苦手範囲を重点的に学習しましょう!
③参考書(6~7割理解できるもの)
参考書は、入門編より少し難易度の上げたものの中から、6〜7割理解できるものを選びましょう。
特に自分の苦手範囲の参考書を選ぶことをお勧めします!
ここの段階で全く理解できない参考書を買ってしまうと、今までやってきたことが無駄のように感じてしまうのでNGです。
④応用問題は解かない
まだ応用問題を解くのはやめましょう。
ただ、ここまできた人は、解かずとも見るだけならOKです。
こんな問題が出るんだ
と経験する程度ならOKです!
偏差値50~59の人がやるべき勉強
①回答するときに根拠を持てるようにする
偏差値50台になれば、自分の回答に根拠を持てるようにしましょう。
ここはこうだから、答えはこれ
というように、なぜこの答えなのか、理由を説明できるようにしましょう。
根拠を持てるようになれば、応用問題も少しずつ解けるようになっていきます。
また、間違えた問題の解説を見たときに、自分で理解できるようにもなっていきます。
②一問一答でアウトプット重視
ここまできたら、あとはひたすらアウトプットを積み重ねていきます。
インプット:アウトプット=1:9ぐらいの割合でOKです。
どんどん問題を解いていきましょう。
③参考書と過去問を両立する
そろそろ過去問を解き始めて見ましょう。
過去問を解きながら、不安だった問題・間違えた問題については、参考書や解説を見て理解を深めましょう。
④模試や難関大の問題を解く
過去問の他にも、模試や難関大の問題も解いてみましょう。
自分が将来解く問題を経験していきましょう。
初回は解けなくても良いですが、2回目は必ず解けるように学習をしていきましょう!
偏差値60~69の人がやるべき勉強
①人に勉強を教える
偏差値60台の人は、わからない問題がある人に勉強を教えてあげましょう。
人に解説をすることで、自分の理解度を上げていくことができます。
説明している中で、なぜこの答えなのかを求められるので自分が理解できていない部分や、相手にわかりやすく説明するにはどうしたら良いか考えないといけません。
人に教えた問題は、自分が解くときには絶対に間違えないのでどんどん人に勉強を教えていきましょう。
教わる側も自分が理解できればWin-Winの関係を作ることができます!
②満点取れるまで繰り返す
問題を解くときは、満点を取れるまで繰り返し解きましょう。
100%の理解まで持っていくことを意識します。
80点取る勉強をしては得点は最大80点までしか取れません。
100点取る勉強をすれば90点も80点も取ることができます。
あなたの今の学力では100点を狙う力は十分あります。
③時間を計って過去問を解く
本番を意識して、時間を計りながら過去問を解いてみましょう。
ペース配分や、早く解くことを意識しましょう。
時間に余裕ができれば復習する時間も作れますし、気持ち的にも余裕が生まれます。
今の自分に見合った勉強を
まとめます。
偏差値30台の人
- 基礎から見直す
- 人に教えてもらう
- 参考書(入門編)
- 応用問題は解かない
偏差値40台の人
- アウトプットを意識する
- 自分の苦手範囲を理解する
- 参考書(6〜7割理解できるもの)
- 応用問題は解かない
偏差値50台の人
- 回答するときに根拠を持てるように
- 一問一答でアウトプット重視
- 参考書と過去問を両立する
- 模試や難関大の問題を解く
偏差値60台の人
- 人に勉強を教える
- 満点取れるまで繰り返す
- 時間を計って過去問を解く
偏差値30台の人がいきなり応用問題を解いても解けるわけがありません。
今の自分の居場所を確認し、何をすべきなのか見つめなして、今の自分に見合った勉強をしましょう!