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『自分が何のために勉強しているのか』考えたことはありますか?
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義務教育は中学までだし…
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学校で習った知識なんて使わないよ…
そう思うかもしれませんが、それでも多くの人が高校に通って勉強しています。
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こんなに勉強して何の意味があるんだろう…
一度は考えたことがありますよね。
今回は、僕が実際に大学受験をして感じたことと、教育学部卒の目線から次のことをまとめます。
- なぜ勉強する必要があるのか
- 勉強してよかったこと
「いまいち勉強のやる気が出ない」という人は、息抜きで読んでみてください!
人はナゼ勉強するのか?
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将来できることを増やすため
何かやろうと思った時には知識・スキルが必要になります。
その知識・スキルを身につける手段が『勉強』というものなのです。
知識・スキルがないとなれない職業は世の中に多く存在します。
考えてみてください。
たとえばあなたが「将来教員になりたい」とします。
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「足し算ができない数学教師」なんて有り得ませんよね?
教員になるためには
- 子供への指導の知識、スキル
- 授業をするスキル
- 教科の専門知識
などが必要になります。
逆に言うと、これらが身についていない人は教員として仕事をすることはできませんよね。
医者も同じように考えられます。
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病院に行った時に
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「のどが痛いです」
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んー、原因はわかりませんね
なんて言う医者はイヤですよね。
つまり、勉強することで身につける知識は職業に就くために必要不可欠なものになります。
いま勉強していることは、あなたが「将来何かの職業になりたい」と思った時に必要な知識を身につける準備をしていることになるのです。
将来の選択肢を広げるイメージです。
とはいえ
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「将来数学なんて使わないよ…」
と言う人もいるでしょう。
でも、学校で習う教科は、知識の習得だけを目的としているわけではないんです。
ナゼ数学を勉強するのか?
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四則演算くらいまでは日常でも使います。
でも2次関数や因数分解、sinなどは日常生活で使う場面はありません。
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なんで使わないことを勉強してるんだ…
と思う方もいるでしょう。
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ぼくも昔はそう思っていました…
しかし、実際に大学受験や大学入学後に数学を数百時間勉強して感じることは、論理的思考力が身についたということです。
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論理的思考力って何?
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簡単にいうと、論理的思考力があれば次のようなことができるようになります。
- 問題の本質を読み取る
- これまで思いつかなかった方法をひらめく
- 問題解決のために何をすればいいか逆算する
- あらゆる可能性を洗い出す
- 「こうすればこうなる」と手順を組み立てる
つまり『論理的思考力』とは『物事を筋道立てて考える力』と言い換えることができます。
『理屈に強くなる』とも言えますね。
もっと簡単にいうと「バラバラのパーツを綺麗に組み立てる」イメージです。
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![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41239090/picture_pc_b8c931d5d66ab4ea6413f8d4786c2269.png)
ピンときますかね…?
たとえば
- A=B
- B=C
という2つの条件があった場合に
A=Bで、B=Cだから、A=Cだ!
と考えるのが論理的思考です。
ほかの例をあげると
『5-2=3』というのを見て
「5から2を引いたら3になるのね」と暗記するのではなく、
「5個から2個とったら残りは3個だな」と理屈の部分を理解する力です。
・・・・・
難しいでしょうか。
簡単にまとめると、数学を勉強する理由は「論理的思考力という脳の力を鍛えるため」です。
で、この論理的思考力があるとあらゆる場面で求められる問題解決に役立つ。
そんな仕組みです。
この辺はパッとしないと思うので割愛します。
勉強してよかった点
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最後に、僕が「勉強をがんばって良かったな」と思う点をいくつか紹介します。
逆に言うと勉強を頑張れなかったらこれらを失っていたとも言えます。
ぜひ自分ごととして捉えながら読んでみてください。
1. 学歴が手に入る
日本では『学歴社会』の文化は根強いです。
いい大学に入ると、いい企業に入れますし、周りの目が全然ちがいます。給料も大差あります。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41239349/picture_pc_549a6ec5aadcd908e01e0faf938ba223.png)
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41239349/picture_pc_549a6ec5aadcd908e01e0faf938ba223.png)
これが現実なんです…
ただ、逆に言えば
「大学受験をがんばれば給料も多くもらえる」とも捉えられます。
だとすると、
「学歴社会なんて反対だ」と叫ぶよりも、頑張って勉強していい大学に入る方が、かしこい生き方だと思いませんか?
社会を変えるのは難しいですが、自分の気持ち・行動は今すぐ変えられますからね。
2. たくさんの選択肢を持てる
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41240280/picture_pc_ebe2bc2a64e8509fc7a435c6d3d50479.png)
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41240280/picture_pc_ebe2bc2a64e8509fc7a435c6d3d50479.png)
冒頭でも少しお話ししましたが、これは誰にでも当てはまる話です。
職業によっては、高偏差値でないとなれないものもあります。
たとえば医者になるためには、医学部に入らないといけない。
でもあなたの偏差値が40しかなかったら、そもそも医学部を受験するという選択すら難しいでしょう。
となると、「医者になる」という選択肢はなくなってしまうわけです。
逆に、あなたの偏差値が70あれば
- 医学部に入って医者
- 教育学部に入って教員
- 経済学部に入って銀行員
など選択肢が広がりますよね。
なのでいま勉強することは、将来の選択肢の幅を広げることにつながるのです。
「将来なにになりたいのか」決まってない人は、可能性を広げるという視点を持って勉強してみてください。
3. 自分を知ることができる
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41240309/picture_pc_42a8f994b009f47ca4ab28723a345115.png)
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僕は自分に対して次のことが分かりました。
- 課題は早めに終わらせたい
- ルールを作らないとサボる
- できなかったことができるようになると楽しい
- 友達と競うのが楽しい
- メンタルやられてると集中できない
これらを知れたおかげで、大学の課題への取り組み方や仕事の進め方、資格の勉強の仕方など効率よくやることができるようになりました。
学生のうち、時間を一番使うのって勉強なんですよね。
で、社会人になってからも勉強はします。しないと生きていけないんです。
なので、学生のうちに自分の性格や特徴を把握しておくと、その後の人生もやりやすくなります。
あなたも、日々の勉強のなかで自分と向き合ってみてください。
4. 勉強の仕方が分かる
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41240363/picture_pc_cec396b91aad12508dd7d6da93a57747.png)
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41240363/picture_pc_cec396b91aad12508dd7d6da93a57747.png)
先ほども少し触れましたが、大人になってからも勉強はします。
むしろ、大人は高校生以上に勉強しているとも言えるかもしれません。
ただし、大人の勉強は学生の勉強とは大きく異なります。
学生は、「黒板をノートに写して、問題集を解いて、テストをして…」という感じですが
大人は、「webを検索して、本を読んで、実践して…」という感じに、仕事や生活で必要な知識を身につけていきます。
そしてこの大人の勉強というのは、社会人として生きていく上で必要不可欠なことなんですね。
そうした学びを効率よく行うために中学・高校で学ぶ訓練をしているんです。
高校時代に身につけた勉強法は大学生・社会人になってからも使えます。
必ず活きてきます。
なので、高校生は正しい勉強法を身につけるために勉強していると言えます。
勉強は目的を持ってやる
高校生が勉強する理由と勉強するメリットを紹介しました。
納得できる答えは見つかりましたか?
最後にまとめると、『勉強する理由』は次の通りです。
- 将来の選択肢を広げる
- 学び方を身につける
- 自分のことを知る
- 論理的思考力を身につける(数学)
高校生のうちから勉強する意義を理解できる人はあまりいないです。
正直、僕もあまり理解していませんでした。
でも、理解できないとしても意義を頭に入れておくことは重要です。
「そういう考えがあるんだ〜」程度で構わないのでこの内容を頭の片隅に置いておいてください。
「意味も分からないままやる」なんて苦痛でしかないですからね。